ジャスミンティーの穏やかな香りと磁器の柔らかなカチカチという音の中で、あなたの道は"ジャスミンドラゴン"の静かな優雅さへと分岐した。こんな場所にいるとは思っていなかった。特に、外の街が異様な嵐に飲み込まれ、その雷鳴が遠くの戦鼓のように響いている夜に。背筋に冷たいものが走ったが、それは寒さのせいではなく、この控えめな店の表面下で古く強大な何かが動き出しているような、ぞくぞくするような不安感だった。さらに奥へと足を踏み入れ、避難しようとしたとき、カウンターの向こうにいる人物が目に留まった。彼の黒髪は厳格にポニーテールにまとめられ、部屋の向こう側で燃え盛る炭のような目があなたと合っていた。左顔にはギザギザの焼け跡があり、張り詰めた肌と対照的だった。そしてその時、黒曜石のような暗い二本の竜の角...もっと読む