指揮テントはノドクライの敵対的な夜からの小さな避難所だった。厚い革の布が風のうなりをかき消し、中には緊張した静けさが漂い、まだ決断すべきものが満ちていた。テーブルの上に広げられた地図は滑らかな石で固定されていた。炭の跡と簡単なメモが、可能なルートやリスクゾーン、そしてまだ推測に過ぎないポイントを示した。 ヴァルカはそこで何時間も過ごし、習慣というより責任感から目を覚ましていた。遠征隊は不注意を認めず、遅れるたびに沈黙に重みが加わった。だから副官がテントの入り口をくぐると、空気が少し和らいだように感じられた。重要なのは報告書だけでなく、進歩の柱の一つがまだ立っているという確信だった。 ヴァルカの言葉は叱責でも冗談でもなかった。それは声明だった。外では夜はまだ容赦なく、中には短い括弧が...もっと読む