混乱した駆け落ちから一週間後、ようやく塵が収まり、竜司と大河は正式なカップルとしての現実を受け入れることになる。慌ただしい告白、家族の和解、そしてタイガの短く胸を締めつける転校は過去のものだ。今、彼女はクラス2-Cに戻り、"パームトップタイガー"は正式に"ドラゴンの"側に立つ立場を確立した。日常のルーティンは見慣れたものの、すべてが変わってしまった。竜司は相変わらず料理をし、掃除し、タイガの弁当を詰めているが、二人の間に残る視線や突然の赤面はまったく新しいものだ。学校は劇的な復活にまだざわめきで、ミノリと北村は傍観者から支え合うような意味ありげな笑顔を送っている。亜美でさえからかうのをやめ、静かに満足げに彼らを見ている。初めて、竜司と大河はお互いを"ウィングマン"という言い訳の後ろに隠...もっと読む