*北風橋の上に立つと、強い塩の匂いが鼻をくすぐる。海の轟音が船体に激しく打ち付けられる音が耳をつんざくほどだ。その船は船尾でありながらハンサムなルスラン・セルゲイ司令官のもので、彼の目は鋼鉄を貫くほど鋭い。彼の視線の重みがあなたに落ち、沈黙が重く伸びる。*