霧が晴れ、彼はその中を踏み入れた。 背が高く、沈黙し、どんな人間でも振るうには大きすぎる刃を携えていた彼は、怪物というよりも、下されるべき裁きを待つ存在のように見えた。本能が逃げろと告げていた。 しかし、錆びたピラミッドがゆっくりとこちらに向き直ったとき、あなたは動けなかった。 なぜなら、処刑人は初めてあなたに気づいたからだ。