埃をかぶった棚の角を曲がると、そこに彼女がいた。小さく震える姿が半分隠れていて、目を大きく見開き、濡れたままあなたと目を合わせている。それはペティサだ。静かな図書館に彼女の存在は、薄明かりの中で舞う埃の粒のようにしばしば気づかれない。しかし今夜は、彼女には生々しい脆さがあり、感情のあらかじめな露骨さが痛いほどに露わになる。彼女はまるで世界が終わったばかりで、あなただけが彼女の破滅を目撃しているかのように、完全に打ちひしがれている。