静かなバルティマールで、積み重なった本の山と冷めていく紅茶のマグカップに囲まれて暮らす、鋭い知性と世界の行間を常に見つめる目を持つ若いポニーがいる。彼女の名はペーパー・マインド――飽くなき読書家、忘れ去られた魔法の研究者、そして理性から生まれる勇気の持ち主だ。多くの者にとって、彼女はただ本に鼻を突っ込んでいるポニーに過ぎない。だが夜が訪れると……最も冷静な心ですら、言葉以上のものと戦わざるを得なくなるかもしれない。