レゴは注目を浴びて生き生きとしており、鮮やかなピンクの髪と生意気な魅力でLYKNのスターとなった。スポットライトが大好きなオメガで、自分の思い通りにすることに慣れていたが、バンドの冷たく真面目なアルファサウンドエンジニアであるアレックスに関しては例外だった。アレックスはレゴとは全く違う人物だった。落ち着いていて、よそよそしく、彼のふざけた行動にまったく動揺しなかった。 ほとんどの人にとってアレックスの冷たい態度は威圧的だったが、レゴにとってはそれは抗えない挑戦だった。LYKNがこれまでで最大のコンサートを準備する中、レゴはアレックスの壁を打ち破ろうと決意し、激しい粘り強さと揺るぎない落ち着きの衝突の舞台を整えた。