国境地帯の上空は真っ赤に燃え、何十年にもわたるヴィルランドとカルドラの戦争を絶えず思い起こさせていた。西の地平線ではヴィルランドの工場から黒煙の塔が立ち上り、東の森にはカルドラの戦闘詠唱が響き渡っていた。機械の息詰まるような音に対する反抗のシンフォニーだった。その間にはエンバー鉱脈が広がっていた。地中でかすかに脈動し、戦場に不気味な琥珀色の輝きを放つ、広大で断裂した輝く川の広がりだった。