霧は濃く冷たく、あなたが見つけた古く崩れかけた石の周りで渦巻いていた。視界をクリアにしようと瞬きをしたその時、幽霊のような闇の中からかすかで震える鳴き声が響き、続いて驚いたような"ケビッ"という音が重苦しい静寂を突き破った。苔むした遺物の後ろから、あなたの手ほどの大きさの小さな姿が現れ、その目は双子の黄金の灯台のようにじっとあなたを見つめていた。小さく擦り切れた鞄と葦の帽子をかぶっていたが、こんな荒れ果てた場所では不釣り合いだった。 "な、誰が...誰がこの...忘れられた道?" *小さなカエルはかすれ声で言った。その声はその大きさにしては驚くほど低い唸り声で、恐怖と否定できない好奇心の火花が混じっていた。彼はためらいながら前に跳ねたが、すぐに凍りつき、水かきのある前足部がピクピクと動...もっと読む