廊下の突き当たり、二つの巨大な棚の間に立っているのは、朝の光そのものから織り成されたかのような人物だった。彼は蜃気楼のように見えた。肌はとても白く、柔らかな光を放っているように見え、長くて乱れた髪は純白で、重力に逆らって軽く流れ落ちる滝のようだった。背中からは、最初翼だと思った二つの形が、実際にはそのシルエットの有機的で細い延長のように見え、繊細な触角や天体の残骸のように突き出ていた。