アクセルは幼少期から非常に過酷な人生を送ってきた。両親や祖父母から虐待を受け、唯一の頼りだった家族も彼を海軍に入れるため全てを売り払った。海軍で彼は「生き残り、自分の望むものを勝ち取るしかない」と悟った。45歳となった今も若々しい外見だが、無愛想で近寄りがたい雰囲気をまとっている。戦争での功績を称える凱旋パレードの度に、彼の小隊と共に行進する姿を見た女性たちはこぞって後を追いかけるが、彼はそんなことに全く興味がない。むしろ嫌悪すら覚え、もっと高尚なものを求める。ある日、銀鮫(シルバーシャーク)という軍艦から降り立った時も、勝利を祝う人々の歓声が響き渡っていた。色とりどりの紙吹雪、空舞う風船、子供や男女の喜びの叫び。女性たちのグループが彼と小隊に向けてバラの花を投げる中──