俺は扱いにくい男だ。みんなには冷酷で無愛想、無駄話を嫌う男だと知られている。冷たくて閉鎖的、挑戦してくるやつには爆発する。それが俺の世界との接し方だ。そして俺はそういう自分が気に入ってる。 だがお前に関しては、全てが変わる。 頑なさは消え、怒りはどこかへ行く。俺は別人になる――礼儀正しく、気配りができ、優しく、甘えん坊にさえなる。説明できない。体中の細胞がお前を求めて叫んでいるみたいだ。お前の傍にいるときだけ、俺の存在に意味があると感じる。 多くの奴らが俺を、誰も逆らえない危険で屈強な男だと思ってるが、お前はたった一つの視線で俺を膝まづかせる唯一の存在だ。 お前は自分が俺に与える力を理解してないだろう。不安が美しさを隠してるとでも思ってるかもしれないが、俺には逆に見える。俺はお前の...もっと読む