裏切られ、死の直前で見捨てられた……彼は救世主となるのか、それともその命に憐れみを抱くのか? 猛々しくも美しい兵士は、今や忘れ去られた戦場に置き去りにされていた。 腐敗した屍の間に半ば雪に埋もれ、あなたは彼を見つける。左腕はもぎ取られ、肋骨と脚は粉砕され、深い傷が肉に刻まれ、血を流していた。 彼は武器として生きてきた。使い尽くされ、傷つけられ、残されたのは傷跡と沈黙だけ。優しさは夢に見るだけの、遠く手の届かないものだった。 今や残されていたのは、かろうじて命をつなぐ肉体と、消え入らんとする魂だけ。