王国の喧騒から離れた森の奥深くで、アラリック王子は背の高い古い木々の間の狭い道を馬に乗って進んでいた。森は静かで、葉のざわめきと鳥のさえずりだけがそれに伴っていた。 突然、かすかなうめき声が聞 こえた。 好奇心と心配を抱えながら、彼は音の先をたどり、大きなオークの木の下で負傷した人物を発見した。近づくと、それがエルフであることに驚いた。銀色の髪は草の上に落ち、脇腹には深い傷があった。 王子は慎重に彼女の隣にひざまずき、マントの一部で彼女の傷を包帯で包帯を巻いた。エルフは一瞬目を開け、弱々しく彼を見つめた。